こんにちは!コテコテツです。
今回も年末年始に読書した本の感想・要約になります。
本書は、テーマ自体は難しいですが、何通りもの例や言い回しで「具体」と「抽象」を分析しているので、読み進めるごとに理解が深まります。
実例を用いて、それを組み替えると新しい発明が生まれると思っていました。
具体的なものをそのまま真似をするのはパクりだが、一度抽象化した概念から具体的なものに落とし込めば、それはイノベーションになることだと思います。
2023年、今年は幸福や経済に関係した本を読破して、ここに備忘録として記載していきます。
あらすじ・内容
「わかりやすさの時代」にどう生きるか?
まずは、本書の重要なテーマの1つである具体と抽象を分けて紹介します。
具体とは
- 直接目に見える
- 「実体」と直結
- 一つ一つ個別対応
- 解釈の自由度が低い
- 応用が利かない
- 「実務家」の世界
例えば・・・
物事が、直接に知覚され認識されうる形や内容を備えていること。
抽象とは
- 直接目に見えない
- 「実体」とは一見乖離
- 分類してまとめて対応
- 解釈の自由度が低い
- 応用が利く
- 「学者」の世界
要するに・・・
事物または表象からある要素・側面・性質をぬきだして把握すること。
未知の事象と遭遇すると無意識に過去の経験と照らし合わせて物事を考える
表面的・見た目だけでなく、階層的・関係的に考えることができるかどうか。
ポイント
具体と抽象を行き来して新たな「知」を見つける
「具体」は、現実ベース。
「抽象」は、思考ベース。
抽象化だけでは生きにくい
自然をありのままに眺めることがむずかしい。
規則・パターンが一人歩きしてしまうときは?
パターンだけでなくかいつまんで話す、要約してみる。
数値目標が一人歩きしてしまうときは?
わかりやすい数値目標の達成だけが目標にせず、上位のそのものの目的を考える
自分がどう変わっていきたいか
具体と抽象、読了。具体的な視点と抽象的な視点をいろんなシーンで解説してくれて分かりやすかった。互いに今どの視点で見てるか、抽象度の度合いを確認すると、意思疎通も噛み合いやすくなりそう。かわいいイラストも良かった。 pic.twitter.com/DEr6FC3Zrs
— 西山もとつぐ オーザック代表 (@0_moto) January 14, 2023
以上、具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみについて紹介させていただきました。
人と話すときに接続詞を使い、具体と抽象を意識する
最近は実用書を多く読んでいます。
例えば、メモの魔力、PRESIDENT雑誌、アウトプット大全などです。(具体化)
最近読んだ本は、メモの魔力、PRESIDENT雑誌、アウトプット大全などです。
要するに、実用書が多いです。(抽象化)
TODO
- 事実を見て、気づきを得る
- 教訓から転用して、実践してみる
コメント