こんにちは!コテコテツです。
今回も年末年始に読書した本の感想・要約になります。
本書は、ご自身や他人の失敗にどう向き合うべきかを理解するきっかけが得られます。
実例を用いて失敗の原因を解析し、どのように活かすべきなのかを説いており、
ビジネスの場での失敗に悩んでいる際に参考になりました。
2023年、今年は幸福や経済に関係した本を読破して、ここに備忘録として記載していきます。
あらすじ・内容
失敗を恐れたり、非難したりするのではなく、失敗から改善点をみつけることが重要
まずは、本書の重要なテーマの1つである失敗から学ぶ例のアメリカの航空業界と失敗から学ばずくり返す例のアメリカの医療業界について紹介します。
失敗から学ぶ例:アメリカの航空業界
航空事故には第三者機関が介入し、徹底的に原因が究明され再発防止に注力しました。
その結果、自動車事故の33分の1以下の発生確率まで下がりました。
ポイント
航空機の利用者は増えているのに、航空事故は減りつづけている。
失敗から学ばずくり返す例:アメリカの医療業界
毎年44,000〜98,000人が、回避可能な医療過誤により死亡している。
それでも記録を取らず、原因は究明されないまま失敗をくり返しています。
ポイント
おなじ失敗をくり返すことで、医療事故は年間100万件以上にのぼっている。
考えるな!間違えろ!
失敗を考え動けなくなるのではなく、とにかく動いて失敗をし、少しでも改善点をみつけることが重要。
ポイント
失敗を恐れず挑戦するためにはどうしたらいいのでしょうか。
➡答えは、失敗が生じたとき、人ではなく、失敗の原因となった方法やシステムに目を向けること。
犯人探しや罰を与える習慣を見直す
他人の失敗に対する見方も変わり、人間関係の悩みも解消する。
人ではなく方法やシステムに目を向けるには?
大きいゴールや目標を小さく分け、取り組みやすくする=マージナルゲイン
どうしたら正確に報告するようになる?
自分の失敗を怒る、責めたりせずに、改善点から得られる成長をよろこぶ環境を作る
自分がどう変わっていきたいか
マシュー・サイド『失敗の科学』楽しく読了。ベストセラーになったこういう科学読み物はまず間違いない。ありがちな表現だが「失敗から学ぶ」思考と行動の重要さをこれでもかと伝える本だった。 pic.twitter.com/J7Lg6wbX9z
— 伊藤絵美 (@emiemi14) November 8, 2022
以上、失敗の科学について紹介させていただきました。
1年のゴール設定を明確にしたい
〇失敗の原因がわかる
〇失敗しない方法がみつかる
×失敗する可能性はたかい
×恥をかくことがある
TODO
- 過去の失敗の改善策を具体的に考える
- 明確で正確な目標を一つ作る
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