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本を読む人だけが手にするものを読んでみた感想

本を読む人だけが手にするもの書評
本を読む人だけが手にするもの

こんにちは!コテコテツです。

今回も読書した本の感想・要約になります。

この本は、今後は本を読む習慣がある人とそうでない人に二分される階層社会になると述べています。

具体的には、次のような興味深い見出しが並んでいますので、是非手に取ってみてください。

今回は本を読んで印象に残ったところを書かさせていただきます。

コテコテツ
コテコテツ

2023年、今年は幸福や経済に関係した本を読破して、ここに備忘録として記載していきます。



あらすじ・内容

著者紹介

藤原和博

教育改革実践家。1955年東京生まれ。

東京大学経済学部卒業後、リクルート入社。

96年に同社初のフェロー(年俸契約の客員社員)となる。2003年より5年間、杉並区立和田中学校で東京都初の中学校の民間人校長を務めた後、大阪府特別顧問、

武雄市特別顧問、奈良市立一条高校校長として活躍。

東京都初の民間人校長として和田中学校で「よのなか科」の創設や学校の空き教室を利活用して塾を行う「夜スペ」、地域住民の方に学校へボランティアとして入ってもらう「学校支援地域本部」など数々の公教育の改革者として知られています。

最近では、50代からの生き方論として『坂の上の坂』(ポプラ社)が12万部を超すベストセラーになっています。

 

本の気になったところ 

  • 成熟社会では、自らの「幸福論」を自分で見つけていくしかない。
  • 20世紀型の成長社会が象徴する「みんな一緒」という時代から、21世紀型の成熟社会が象徴する「それぞれ一人一人」という時代に変わった。
  • 自分で本を読み、自分で世界観を構築しなければ幸福論は築けない。

 

本から学べたこと 

著者は、一人一人が自分の幸福論を編集し、オリジナルの幸福論をつくらなければいけないと言っている。

それをするために必要なのが『読書』だ。

自分が読書をしている理由が、明確になりました。

『そうか、ぼくは自分のしあわせの為に読書をしているのか!』

自分は、読書は自分の成長のためだと思っていた。

でも、『成長』は手段であって、目的ではなかった。

読書の目的は、『しあわせ』になるためだった。

 

これからどう活かすか 

読書は習慣になっていますが、どうしても同じようなジャンルの本ばかり選んでしまい、自分の不慣れな分野については食わず嫌いの傾向があります。

自分の苦手な分野(自分にとっては、物理学など)

の本にも挑戦してみたいと思った。

また、アウトプットも継続しないと意味がないと思った。

さらに、一度読んだことのある本でも、

再度読み返してみて、新たな学びを得たいと思った。

 

こんな方におすすめ 

  1. 読書習慣がない人
  2. 読書を面白いと感じれない人
  3. 実際に読書が身になっていない人

 

感想

以上、「本を読む人だけが手にするもの」について紹介させていただきました。

この本では、読書の有用性を説くため、

色々な表現やエピソードを織り交ぜていた。

そのうち、以下のような表現やエピソードが特に刺さった。

“名作が読書嫌いを生む”という箇所は、腑に落ちました。

著者は、小学生のときに、ヘッセ『車輪の下』などの名作を読まされ、読書嫌いになったとのこと。

名作が面白くなかったために読書習慣を失った。

子どもに読書させようと思っても、子供が面白いと思うのは、本の世界に自分を投影できるかどうかだから、

面白いと思わない名作を読ませると逆効果だというのだ。

もし、親から、あれを読め、これを読めと、

読むべき本を指定されていたら、

本好きにはならなかったのではないかと思う。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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